1999-10-07 ArtNo.20641
◆<馬>ハイテック・パドゥ、ビジネスの穏やか成長予想
【クアラルンプル】地元情報技術(IT)会社HeiTech Padu Sdn Bhd(HTPSB:旧社名PNB Information Technologies Sdn Bhd)は、マレーシアがアジア経済危機の打撃を受けた1998年12月期にも1億Mドル強の年商を達成、今年度も穏やかなビジネスの成長を見込んでいる。
HTPSBのDatuk Mohd Hilmey Mohd Taib会長が5日、レオ・モギー エネルギー通信マルチメディア相を招いて催されたクアラルンプル市内の顧客支援サービス・センターの開所式の席上語ったとことによると、マレーシアのIT産業はそれほど深刻なリセッションの影響を受けなかったことから、今年も持続的な成長が見込める。総コスト75万Mドルの顧客支援サービス・センターが完成したことにより、目下35社の同社ネットワーク顧客も増加するものと見られる。同センターは新規顧客の呼び寄せばかりでなく、同社の別のサービスに対する既存顧客の関心を引くことにも役立つ。
プルモダラン・ナシオナルBhd(PNB)からPNBインフォメーション・テクノロジーズSdn Bhdの65%の権益を買収したPadujade Corp Sdn Bhdは、PNBからの独立とビジネスの新方向を明確にする狙いからHTPSBに社名を改めた。
新センターは当面主にヘルプ・デスクとして機能するが、将来は顧客にコール・センターとしてのサービスも提供すると言う。(STAR:10/5)
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