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1999-10-06 ArtNo.20624
◆<星>金融管理局、Y2K流動性特別措置発表
【シンガポール】シンガポール金融管理局(MAS)は4日、2000年(Y2K)問題に伴うキャッシュ・クランチの発生に備え、Y2K流動性スキームを導入、1999年11月29日~2000年1月28日の間、銀行/金融会社の求めに応じて特別借款を供与すると発表した。
新スキームの下、MASはシンガポール政府証券(SGS)及び公共機関債券のリパーチェス契約(repos)に基づき資金を供給する。利率は前日の市場金利上乗せ1.5%ポイント、期限は3カ月。もし銀行/金融会社が一層厳しい危機的状況に立たされた際には、流動性準備の一部として所有するSGSを、MASが定めた限度内において同目的に利用することもできる。その際の金利は市場金利上乗せ4%もしくは8%の何れか高い方で、期間は2日。
MASのTharman Shanmugaratnam副専務理事(金融監査担当副MD)によると、Y2K流動性スキームは、Y2K問題に伴う流動性逼迫に対処する3つの措置の1つで、これ以前に発表された最初の手段は、当該金融機関自身が、他行や本社あるいは親会社からの十分なクレジット・ラインを準備すること。MASはまた第2の措置として、通常の通貨市場手段を用いて銀行/金融体系に十分な資金を注入する。
しかしシンガポールの金融機関は既にY2K問題に対して十分な対策を講じているため、これらの措置はほとんど必要ないものと見られる。ちなみに世界の少なからぬ中央銀行も同様の措置を講じていると言う。(ST,BT,LZ:10/5)
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