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1999-10-06 ArtNo.20620
◆＜星＞香港電子会社グランデに上場認可
【シンガポール】香港拠点Grande Holdings傘下のコンピュータ磁気ヘッド／消費用電子製品のオリジナル・デザイン・メーカーGrande Electronics Holdings Ltd (GEHL)はシンガポール証取(SES)メインボードに米ドル建てで上場することを原則的に認められた。
ＧＥＨＬは1カ月以内にも増資後株式資本の26.5％に相当する1億3800万株(新株8200万/譲渡株5600万)を公開する。発行価格等の詳細は未定だが、かなりの部分が公募に付される見通しだ。譲渡株5600万株はグランデ・ホールディングズとその子会社Lafe International Holdings及びCapetronic Consumer Electronics Holdingsにより放出される。これによりグランデ・ホールディングズの持分は76％から50.7％に縮小する。グランデ・ホールディングズは株式売却により得た資金は運転資金として利用する。
一方、ＧＥＨＬは公募調達した資金を事業の拡張、借入の返済、運転資金に当てる。ＧＥＨＬの主要顧客にはクアンタム・コープ、Tandberg Data、ソニー・インターナショナル(HK)が含まれる。同社は中国のPanyuとShenzhenに製造拠点を有する。Lafe Industrial Parkに設けられた床面積36万平方フィートのPanyu工場では、磁気ヘッドの製造や契約組立作業が、また床面積43万平方フィートのShenzhen工場ではプラスチック射出成形やオーディオ完成品の製造が、それぞれ手掛けられている。ＧＥＨＬはナカミチと研究開発(R&D)面で協力している。(ST,BT,LZ:10/5)
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