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1999-10-05 ArtNo.20605
◆＜星＞ＳＰ／ＳＣＩ、南オーストラリア発電所買収に関心
【シンガポール】シンガポール・パワー(SP)とスンブコープ・インダストリーズ(SCI)は南オーストラリアの国営発電会社2社、SynergenとOptima Energyの買収に強い関心を寄せており、5億Ａドル(S$5.67億)と見積もられる関係入札に、個別もしくは共同で応札する見通しだ。
南オーストラリア政府の民営化計画の下、発電／配電／送電／電力供給に関わる国営企業のオーナシップが民間部門に払い下げられる。既にETSA UtilitiesとETSA Powerの入札は締め切られ、今年末でに落札者が発表される見通しだ。
第2段階の民営化計画が月曜からスタート、国営発電会社4社、Optima、Synergen、Flinders、Terra Gasが売りに出された。セールは2部分から成り、先ずOptimaとSynergenが入札にかけられる。南オーストラリア政府のウェブサイトによれば、予備入札が来年2月に実施され、3月半ばには最終入札が催される。
Optima Energyは1280ＭＷの天然ガス発電所を経営、南オーストラリアの首都アデレードに電力を供給している。契約期限は2001年3月もしくは2002年12月に切れる。
一方、姉妹会社のSynergenは合計359ＭＷの9つのガスタービンを所有・経営しているが、契約期限は2002年に満期を迎える。(ST:10/2)
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