1999-10-01 ArtNo.20586
◆<印度>BPC、タミールナド発電事業の新パートナー物色
【チェンナイ】Balaji Power Corporation (BPC)はタミールナド州ムンバイ近郊Samayanallurにおける106MW(メガワット)発電事業の第3パートナーを物色している。
これは既存パートナーのフィンランドの発電事業会社Wartsila NSD Indiaが支配権益取得に乗り気でないため。総コスト410クローのプロジェクトは自己資本130クロー、借入280クローで進められ、BPCは40%を出資する。Wartsilaは当初エンジニアリング/資材調達/建設(EPC)請負業者として40%の出資を引き受けるとともに、Finfund及び Wartsila Development Fundを通じて別に20%の出資を認めていた。
しかしWartsilaのPradeep Mallick重役(MD)によると、同社は最近全ての発電事業に最大20%のみを出資する方針を決めており、Samayanallurプロジェクトにも同方針が適応される。このためBPCは第3のパートナーにプロジェクトへの参加を求める方針を決めたと言う。(IE:9/30)
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