1999-09-29 ArtNo.20551
◆<馬>BCM、親会社コミンテルと共同で一部上場目指す
【ペナン】ペナン拠点の指導的通信機器/アクセサリー・サプライヤーのBCM Electronics Corporation Sdn Bhdは、親会社Comintel Malaysia Sdn Bhdと共同で向こう2年内にクアラルンプル証取(KLSE)一部に上場する計画で、来月末までに証券委員会(SC)に関係申請書類を提出する。
BCMのD.Vidya重役(MD)によると、同社がハイテク・グローバル・マニュファクチャラーになるには、持続的な設備投資を行い、同業界の先頭集団と距離を保つ必要がある。これまで同社は内部資金でこの種のニーズに応じてきたが、一層多額な投資需要に応じるには、公募に依存する他ない。現在同社の製品の40%は南北アメリカに、50%は欧州に、10%はアジアに輸出されている。欧州/米国市場の需要は年率20~30%の成長を遂げている。1999年度営業額は1億1000万Mドル、2000年のそれは1億8000万Mドルを見込んでいる。
目下工場の稼働率は98%で、マイクロフォーン、ラジオ、ボード、フレックス、パワー・モジュール、その他の製品、約550万ユニットを出荷している。来月は新生産ラインの導入により、生産能力を25%アップする。同社は2つの新工場の建設も計画、この内クダ州クリム・ハイテク・パークの工場は来年2月に完成する。BCMはまた他社との合弁の機会も探っていると言う。(MBT:9/25)
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