1999-09-28 ArtNo.20541
◆<印度>フォルクスワーゲン、ゴルフ等3モデルの製造検討
【フランクフルト】フォルクスワーゲンはポピュラーな乗用車モデルGolf、Bora、Passatの製造施設をインドに設ける可能性を検討している。
フォルクスワーゲンVolkswagen AGのStefan Jacoby副社長(アジア太平洋)がUNIに語ったところによると、インドにおけるこれら3モデルに対する反応の調査が既に開始されており、製造施設を設けるか否かの決定が間もなく下される見通しだ。3モデルの他、十分な需要が存在するならビートルの新バージョンが製造される可能性もある。
フォルクスワーゲン傘下のSkodaのインドにおける営業が間もなく開始されるが、Skodaの成果も、フォルクスワーゲンが独自工場を設けるか否かの決定に影響を及ぼす。
フォルクスワーゲンは目下インド国内のサービス・ネットワークの構築を図っており、先ずデリー、ムンバイ、バンガロールの独占輸入流通業者を指名する。フォルクスワーゲン・カー、取り分けゴルフとビートルは既にインドで好評を得ており、製造業務をスタートする以前にサービス網の構築が図られる。フォルクスワーゲン車両の直接輸入は来年初にはスタート、全国をカバーするサービス網は2000年半ばまでに完成する。
フォルクスワーゲンはインドを潜在的な生産拠点と見なしており、Skoda Autoは総選挙後に高級セダン`Octavia'の製造を改めて外国投資促進局(FIPB)に申請、ガソリン、ディーゼル・バージョン・セダンの製造を検討していると言う。(IE:9/25)
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