SEAnews 1999-09-28 ArtNo.20540

【ヴィサカパトナム】インドの鉄鋼生産は過去3カ月持続的拡大を見ており、8月の粗鋼生産は205万トンと、昨年同月の198万トンに比べ3.4％拡大した。
国際鉄鋼協会(IISI)の報告によれば、7月の高炉生産は205万トン、昨年同月のそれは168万トンで、今年6月の粗鋼生産は前年比3.4％増の155万トンだった。
1999年1－7月の粗鋼生産は昨年同期に比べ9％下降したが、1999年1－8月については1599万トンと、昨年同期の1580万トンを1.4％上回った。
ちなみに中国の8月の粗鋼生産は6.7％増の1020万トン、年初8カ月のそれは7.3％増の7978万トン、台湾の8月の粗鋼生産は10％減の152万トン、年初8カ月のそれは2.7％減の1068万トン、日本の8月の粗鋼生産は3％増の790万トン、年初8カ月のそれは4.1％減の6037万トン、韓国の8月の粗鋼生産は9％増の342万トン、年初8カ月のそれは0.2％減の2671万トン。アジア全体の8月の粗鋼生産は4.4％増の2500万トンだった。
大部分の地域の粗鋼生産が回復に転じており、アジアは世界の粗鋼生産5億260万トンの38.5％のシェアを占め、依然として最大の生産地となっている。(ET:9/27)