1995-06-20 ArtNo.2053
◆<馬>トゥルテク、低コスト/高効率目指し事業再編
【クアラルンプル】TRU-TECHホールディングズBhdは相手先商標製造(OEM)ビジネスにおける品質/生産性の向上とコスト削減を目指し、ビジネスの再編を図っている。
柿本会長が年次報告書の中で明らかにしたところによれば、こうした再編措置はPPM(パーツ・パー・ミリオン)/部品開発/ODM(オリジナル・デザイン・マニュファクチュアリング)領域への進出にも道を開くことになる。ODMへの進出は、シンガポールの研究開発(R&D)部門を通じて準備が進められている。今年はクアンタンにおけるオフィス/工場施設も完成する予定で、機密/安全保持関連新製品の開発や、部品製造面での合弁が積極的に進められる。目下マレーシア及びシンガポールにおける部品製造事業で8社(大部分日本企業)と提携しており、昨年の営業額は2億5332万Mドル、税引き前利益は996万Mドルだった。(MBT:6/19)
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