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1999-09-27 ArtNo.20518
◆＜星＞ＤＢＳＬ、１０億基金設けショッピング・モール買収
【シンガポール】政府系不動産会社ＤＢＳランド(DBSL)は、シンガポール・ショッピング・ファンド(SＳF)を設け、小売不況に悩むショッピング・モールの買収を図る計画だ。
消息筋によれば、ＤＢＳＬはGreenwich Group International(Asia)とオーストラリアの某パーティーを金融顧問に指名、最終的にＳＳＦをシンガポール証取(SES)に上場させる計画とされる。ファンドはシンガポール国内と米国で調達されるが、それに先だってＤＢＳＬは傘下の最も好収益を上げるタンピニース・モールを初めとする小売不動産をＳＳＦに注入、ファンドの支配権益を握る。ＤＢＳＬは他の好収益を上げるモール、例えばパークウェー・パレード、ジャンクション8、ギーアン・シティ等とも交渉、少なくともこれらのモールの1つを同ファンドに加え、公募の魅力増進を図る。
公募計画が成功したなら、ＳＳＦ自体、傘下に別のファンドを創設し、近隣諸国や他のアジア地域の小売不動産に投資する計画と言う。
ＤＢＳＬは先週、景気不振に乗じたヘルスケア・ビジネス拡張計画を発表、マスコミを賑わせたばかり。(BT:9/24)
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