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1999-09-24 ArtNo.20508
◆＜馬＞ファスナー製造のＴｏｎｇ Ｈｅｒｒ、ＫＬＳＥ上場目指す
【クアラルンプル】クアラルンプル証取(KLSE)一部上場を目指すTong Herr Resources Bhd (THR)は生産工程、取り分け売上増進につながるツール＆モールド・オペレーションの研究開発(R&D)を強化する計画だ。
ＴＨＲの上場目論見書によれば、顧客のニーズに応じ、マーケット・シェアを拡大する上から引き続き幅広い製品の製造に努める。ペナン州プライ自由貿易地区(FTZ)に設けられた工場は年間9000トンのステンレス・スチール製ナットを製造できる。製品の97％が世界の40ヶ国以上に輸出されているが、ＡＳＥＡＮ自由貿易地域(AFTA)の誕生に乗じて、輸出を一層拡大する計画だ。
調査会社Taylor Nelson Sofres Malaysia Sdn Bhdの報告によれば、ＴＨＲは8500パレットのキャパシティーを有するバーコード・システムを備えた自動化工場を有し、様々な仕様の1072タイプのファスナーを製造できるマレーシア最大のステンレス・スチール・ファスナー製造／輸出業者で、世界的にも最大規模のステンレス・スチール・ナット製造業者に数えられる。累積総投資額は1億Ｍドル以上、年商は1990年の2200万Ｍドルから1998年の1億500万Ｍドルに拡大した。
ＴＨＲは11月初めのＫＬＳＥ上場を目指し、新株2000万株を公認ブミプトラ投資家に、1609万株を社員と一般投資家に、それぞれ1株1.60Ｍドルで公開する。(STAR:9/23)
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