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1999-09-24 ArtNo.20502
◆＜星＞チャータード・セミコン、台湾地震で受注拡大も？
【シンガポール】シンガポールを拠点とする世界第3位の半導体チップ契約製造業者Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd(CSM)は、台湾に発生した地震が原因で受注が増加、上場計画も加速されるのではないかと憶測されている。
ＣＳＭのライバルで世界のトップ及びナンバー・ツーの半導体チップ製造業者、Taiwan Semiconductor Manufacturing Co (TSMC)とUnited Microelectronics Corpは何れも台湾をベースしている。
ＧＫゴーのアナリストによれば、台湾地震はコンポーネントの供給にボトルネックを生じさせ、ＣＳＭの受注が増加する可能性がある。ＣＳＭの設備には余裕があり、如何なる新規プロジェクトにも応じられる。ＣＳＭの事業見通しが受注増で明るさを増せば、上場計画が加速される可能性もある。
台湾方面の報道によれば、台湾企業は自家発電装置等により操業を続けており、台湾半導体業界の受けた被害は僅かと言う。しかし先のアナリストは、半導体製品は振動や空気汚染にもデリケートなため、生産された製品が最終的に欠陥品と判定される可能性もあると指摘する。ＣＳＭは台湾地震のビジネスや上場計画に及ぼす影響についてコメントを控えている。(ST,BT:9/22)
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