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1999-09-23 ArtNo.20497
◆＜印度＞自転車のＴＩＩ、自動車備品市場開拓目指す
【カルカッタ】国内第3位の自転車製造業者Tube Investments of India Ltd (TII)は、その製品ポートフォリオを自転車、チェーン、メタル・ストリップからMaruti cars／Hyundai Santro向けドア・パネルにまで拡大する計画だ。
元マキンゼイ・オフィシャルのA Vellayan重役(MD)によると新戦略の下、2004年までに年商2000クローの達成を目指す。1949年に英国のＴＩと提携して自転車の製造を開始したＴＩＩはチェーン、チューブ、メタル・ストリップと徐々に上流部門の統合を進め、1960年までにハーキュリーズ商標の自転車100万台を製造した。
国内自転車市場の65％は通常の自転車で占められるものの、同カテゴリーの成長率は1～2％に過ぎない。このためＴＩＩは変速ギア付き等の嗜好品目に照準を合わせている。同領域の成長率は10～15％で、同社の市場シェアは35％。
チェンナイ拠点のMurugappaグループに属するＴＩＩは今年第1四半期には売上の35％の伸びを達成した。同社は1999／2000年の営業額が前年の677クローから1000クロー以上に拡大するものと予想している。(IE:9/21)
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