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1999-09-23 ArtNo.20491
◆＜馬＞インヴェンテック、デジタル・テレフォニー／カメラに照準
【ペナン】ペナン拠点の台湾系電子会社Inventec Electronics (M) Sdn Bhdは、デジタル・テレフォニー及びデジタル・カメラ領域の技術向上に照準を合わせ、新規投資を行う計画だ。
インヴェンテックのＣ.Ｈ.リー副社長が20日語ったところによると、来年は目下月産8万台のデジタル・カメラ製造能力が2倍に拡大される。日本以外でこの種のカメラが製造されるのは同社が最初のケースである。同工場ではこの他、Ｅメール表示スクリーンを備えた携帯電話及びデジタル携帯通信機器をブリティッシュ・テレコムのために製造、全製品を輸出している。来年の年商は目下の1億5000万Ｍドルから2倍に拡大する見通しだ。
インヴェンテックのペナンにおける累積投資は10年前の操業開始時の1400万Ｍドルから1億2400万Ｍドルに拡大、従業員は目下1500人。来年は200人ほど増員される。製造品目も当初の電卓からパーソナル・コンピューター(PC)、通信機器に拡大、今では3Ｃ(Communication/Consumer/Computer)ソルーション・プロバイダーを標榜している。
インヴェンテックは台湾の部品会社40社以上を誘致、同社が製造する電卓／電話／留守番電話／ＰＣ／ＦＡＸマシーンの部品の98％はマレーシア拠点の台湾部品会社により納入されている。
相手先商標製造業者(OEM)からオリジナル・デザイン・マニュファクチャラー(ODM)への変身を目指すインヴェンテックは、数百人のエンジニアを養成し、強力な研究開発(R&D)チームを組織していると言う。(STAR:9/21)
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