SEAnews 1999-09-20 ArtNo.20450

【ニューデリー】インドの中型乗用車市場は飽和状態にあると一般に見られてきたが、今年度(1999/2000)は3年ぶりにプラス成長を回復しそうだ。
中型乗用車販売は1997／98年度には前年度比20.96％減の4万7787台を記録、1998／99年度のそれは4万3624台と、さらに8.7％の落ち込みを見た。しかし1999／2000年度当初5カ月については2万524台と、前年同期の2万514台とほぼ同レベル。しかし今年度はFord Ikon、Hyundai Accent、Fiat Siena Weekend等の新モデルが続々紹介されることから、後半には売上の伸びが見込まれ、4万7000台前後になりそうだ。
今年初5カ月の各社の販売台数はMaruti Udyog Ltd(MUL)のEsteemが7054台／市場シェア35％でトップ、以下 2）ホンダ・シティー3809台／18.6％、3）三菱ランサー3335台／16.2％、4）Fiat Siena1754台／8.5％、5）Daewoo Nexia／Cielo1580台、6）Ford Escort1257台／6.1％、7）Gneral Motors Opel Astra1083台／5.3％、8）Hindustan Motor Contessa120台、9）Tata Sierra／Tata Estate351台と続く。8月に限ってはEsteem1453台、Honda City900台、三菱ランサー801台、Fiat Siena720台、Daewoo Cielo / Nexia359台となっている。(THBL:9/16)