1999-09-16 ArtNo.20428
◆<馬>産自動車排気浄化装置De-noxにインドから引き合い
【シャーアラム】英国企業Solutel UKの現地合弁会社De-nox (Asia) Sdn BhdのSoloman Jacobson重役(MD)は自動車の排気ガス問題は間もなく過去もものになると見ている。
De-nox (Asia)は、K.H. Manufacturing Ltdと the University of Leeds(UK)が合弁で開発した自動車用排気浄化装置“De-NOx”の製造権とアジア太平洋地域の46カ国で販売する権利を獲得した。
De-noxは水槽/水性フィルター/フロート室/蒸気発生装置/空気・蒸気混合装置から成り、自動車のアクセサリーとして装着さえすれば、エンジンそのものに改良を加える必要がない。注入器により燃料の燃焼過程にエアスチームが注入されると、燃焼効率が向上、エンジンの出力がアップする上、排ガスがユーロⅡ/ユーロⅢレベルまで下降する。
昨年Sirim(マレーシア工業規格研究所)Bhd、ペトロナス、その他のマレーシア当局が実施した調査の結果、De-NOx systemを用いると排ガスは56%ダウン、有毒ガスは100%カットでき、世界的にも最も有効な排ガス抑制システムであることが立証された。
De-NOx systemはOEM(original equipment manufacturer)によっても、改良工事業者によっても取り付けられ、取り付け後は、水さえ補給すれば永久に使用できる。
ジャコブソン氏によると、既にインドのヒンドスタン・モーターズLtd(HML)から後者のアンバッサダー・カーにDe-NOx systemを据え付ける引き合いが寄せられていると言う。価格はガソリン車用が2550Mドル(US$678)、ディーゼル・エンジン(3000cc)用が3190Mドル(US$848)。(THBL,IE:9/15)
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