1999-09-15 ArtNo.20420
◆<印度>NCL、新たに5500MW発電用石炭の供給が可能
【カルカッタ】コール・インディアLtd(CIL)子会社で、国際復興開発銀行(IBRD)支援の石炭産業更生プロジェクトの主要な受益者ノーザン・コールフィールズLtd(NCL)は、仮に坑口に5500MW(メガワット)の発電施設が設けられるとすれば、1万3500MWの発電に必要な石炭を供給することができるとしている。
NCL筋によれば、同社は既に抗口に設けられた8000MWの発電施設に石炭を供給しており、既存の採掘機材をフル稼働させるなら別に5500MWの発電用石炭需要に応じられる。同社の鉱区には92億トンの石炭の埋蔵が確認されている。これらの石炭資源はMoharとMainの2鉱区に存在するが、目下の採掘活動はMoharのみで行われている。
NCLは既存のドラグライン(鉱山掘削機)15台、パワー・ショベル108台、ダンプカー460台、ブルドーザー164台、ドリル129台の有効利用を通じてMain鉱山の開発に着手することを検討している。
もし同社の石炭資源の潜在性が十分開拓されるなら最終的に2万MWの石炭発電の需要にも応じられるはずと言う。(THBL:9/13)
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