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1999-09-15　ArtNo.20415

【クアラルンプル】政府投資会社カザナ・ナシオナルBhdの1998年の投資収益率は4.26％と、前年の7.4％から42％下降した。
同期間のマラヤン・バンキングBhdの1年もの定期預金金利は7.38％であったことから、カザナはその資金を銀行に寝かせておけば、より良好な見返りを得られたと言える。カザナの会長はマハティール首相が務め、ムスタパ・モハメッド第二蔵相が取締役に名を連ねている。カザナの不甲斐ない業績は召還期限10年、11億5000万Ｍドルの起債計画に添付されたもので、同起債は、国内経済の早期復興を目指す政府の620億Ｍドル起債計画の一環とされる。
カザナの1998年の利益は2億7480万Ｍドルと、前年比12.6％の下降を見た。証券投資の時価は前年比26％減の175億Ｍドル、資産は50％増の121億Ｍドル、負債は3倍の58億Ｍドルだった。(BT:9/14)

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