1999-09-14 ArtNo.20395
◆<星>2003年のサーバー売り上げUS$3.45億
【シンガポール】シンガポールにおけるコンピュータ・サーバーの売り上げは昨年の1万2610ユニット/2億1300万米ドルから今年は1万5166ユニット/2億3300万米ドル、2003年には2万3298ユニット/3億4500万米ドルに拡大する見通しだ。
市場調査会社インターナショナル・データ・コープ(IDC)のアナリストによると、シンガポールにおける1998年から2003年の間のサーバー出荷ユニット数は年率13%、価格ベースでは年率10%の成長が見込める。今年上半期の出荷量は昨年同期の5204ユニット/1億551万米ドルから7676ユニット/1億2352万米ドルに拡大した。
経済状況の改善からアジア太平洋地域の大部分の国でサーバー出荷量が顕著な成長を見るものと予想されている。例えばマレーシアでは昨年の8265ユニット/8839万米ドルから2003年の2万9341ユニット/2億4600万米ドルと、ユニット・ベースで年率29%、価格ベースで23%の成長が予想される。
日本を除くアジア太平洋地域全体では今年上半期には16万8631ユニット/22億5700万米ドルが販売され、昨年同期比ユニット・ベースで38.80%、価格ベースで40.83%の成長が記録された。域内経済の改善/2000年(Y2K)問題/インターネット・ブームが半期ベースとしては過去最高の成長率を実現させたものと見られる。
10万米ドル以下のエントリー・レベル・サーバーの出荷額が今年第2四半期には59%の伸びを見たが、WIN2000やインテルのIA64の発売で、インテル・ベースのサーバーが引き続き市場をリードする見通しだ。
今年上半期には中国における売り上げが4億8143万米ドルで、オーストラリアの4億7455万米ドルに取って代わりトップに立った。シンガポールは中国、オーストラリア、韓国、台湾に次いで5位につけた。
メーカー別ではIBMが市場シェア29.42%でトップ、以下ヒューレット・パッカード19.15%、コンパック17.07%、サン・マイクロシステムズ12.97%、ユニシス・コープ2.68%と続く。(BT:9/13)
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