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1999-09-13 ArtNo.20386
◆＜馬＞ＨＤＤ部品のエン・テック、インターネットに重心移動
【ペナン】ディスク・ドライブ(HDD)や半導体業界向け精密部品の製造を手がけ、近くクアラルンプル証取(KLSE)二部から一部への格上げが予定されているペナン拠点のEng Teknologi Holdings Bhd(ETHB)は、急成長する通信／インターネット／Ｅコマース領域における事業拡張を通じ、業績の改善を図る方針だ。
ＥＴＨＢのアルフレッド・テー重役(MD)によると、グループは、記憶装置／パーソナル・コンピュータ／半導体業界向けのベース・プレート／アクチュエーター／ボイス・コイル／マグネット・ヨーク・プレート、その他の精密工具、エンジニアリング部品の製造を手がけてきたが、今後もこうした中核ビジネスに照準を合わせる一方、通信／インターネット／Ｅコマース等の新興サブセクターに注目している。組織的な成長を目指す際には、この種の新たな、有望領域を無視することはできない。
グループは新たな成長領域を開拓する財源も備えている。ＫＬＳＥ二部から一部への上場資格の格上げも有利な条件の1つと言える。
証券委員会(SC)は8月23日に一部への格上げ申請を認可、目下ＫＬＳＥと株主の承認を待っている。ＳＣは起債計画も承認した。
グループ営業額／税引き利益は、経済危機の最中にも関わらず1996年の3750万Ｍドル／580万Ｍドルから、1997年の7030万Ｓドル／1200万Ｍドル、昨年の1億5120万Ｍドル／3250万Ｍドルと、毎年2倍に拡大してきたと言う。(STAR:9/10)
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