1999-09-13 ArtNo.20385
◆<馬>地元インターネット企業BizTone、米国で近く公募
【クアラルンプル】地元インターネット・アプリケーション・デベロッパーのBiztone.Com Incは、来年マレーシア企業としては初の米国における公開公募を実施する。
自作のエンタープライズ・リソース・マネージメント(ERM)スイート“BizTone”のインターネットを通じた流通を手がける地元マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)ステータス企業、BizToneのマツムラ副社長が、MSCタイムズ・コムのインタビューに応えたところによれば、最近、米国で資金募集を行った際は、少なからぬ投資銀行、ベンチャー・キャピタル、民間投資家等が同社に注目した。米国におけるIPOは「グローバルなインターネット企業とは何なのか」を理解するスタートと言えるが、アジアのプレーヤーはこの種のゲームに誰よりも向いていると言う。
BizToneのモジュールには顧客台帳、帳簿、資材調達、ロジスティクス、セールス、企画、プロジェクト・コスティング、広告、製造等が含まれ、ユーザーはそのつど使用料を支払いさえすればよく、ソフトウェアを所有するコストやライセンス料、メンテナンス料を心配する必要がない。BizToneの潜在市場は大きく、そのユニークさが成功の鍵になる。また同社のリテール・モデルでは、ソフトウェアが複製され、海賊版が出回る恐れもないと言う。(STAR:9/11)
|