1999-09-11 ArtNo.20365
◆<星>ゴンドビントロ氏、エレクトロマグネチクスに正式買収提案
【シンガポール】インドネシアの富商Joseph Gondobintoro(高文忠)氏一族が支配権益を握るPanwell (Pte)Ltdは8日、3年前(1996/10/18)に管財人Price Waterhouseの管理下に置かれたセスダック登録のビデオ・テープ・メーカーElectro-Magnetics Ltd (EML)に対して株式のスワップを通じた買収提案を行った。
UOBアジアltdがパンウェールに代わり発表したステートメントによると、パンウェールが支配権益を握るGMG Globalの新株2株とEMLの5株(評価額1株4Sセント)が交換される。これはパンウェールが1997年1月18日に同意した買収案に基づくもの。
今年7月23日に投資持ち株会社として新設されたGMGグローバルは西アフリカに1億8300万Sドル相当の天然ゴム農園と天然ゴム加工処理工場を保持、ゴンドビントロ氏が会長を務めている。
GMGグローバルはまたその社員や取引先向けに別途新株3300万株を、1株10Sセントで発行するため、純資産は1億8630万Sドルに拡大する。
GMGグローバルの51.79%の権益は、GMGホールディングズ(香港)が、同45.22%の権益はパンウェールが、それぞれ保持する
GMGグローバルは今年8月31日にシンガポール証取(SES)から外貨建てでセスダックに登録することを認められている。(ST,BT,LZ:9/9)
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