1999-09-08 ArtNo.20347
◆<印度>産チップで、モデム価格の引き下げと高速化が可能に
【バンガロール】テキサス・インスツルメンツは6日、テキサス・インスツルメンツ・インディアのミクスト・シグナル・デザイン・センターにより設計されたG.lite-ADSL(analog digital subscriber line)チップと、同チップを搭載したG.liteモデム“TLFD500”をお披露目した。
デザイン・センターのVivek Pawaマネージャーによると、Gライト・チップはアナログ/デジタル双方のシグナルを処理でき、100米ドルのモデムのコストを12米ドル削減できる。しかし実際のインパクトは25%の値下がりにつながる見通しだ。
またTLFD500モデムのデータ転送速度は、既存の56Kbps(キロ・ビット毎秒)モデムの20倍に達し、電話線を通じたビデオ・オン・デマンドが可能になると言う。(THBL,ET:9/7)
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