SEAnews 1999-09-08 ArtNo.20341

【クアラルンプル】ソフトウェア・アライアンス(M)Sdn Bhd(SAM)は保険業界の情報技術(IT)ニーズに奉仕することを目指している。
ＳＡＭのAmarjeet Singh Gill課長によると、同社は航空業界の高性能コンピューター・アプリケーションのニーズに応じるため1989年に払込資本1000万Ｍドルで設立されたが、時の経過とともに保険、銀行、公共部門の顧客を中心により幅広いサービスを提供するようになった。
ＳＡＭは、保険業に関わるシステム統合サービス、ターンキー・ソフトウェア開発、情報技術(IT)戦略の立案／コンサルタント、専門ＩＴサービス、ソフトウェア製品の導入支援、2000年問題ソルーション等を手掛けており、例えば同社が開発し、昨年7月に稼働したCentral Administration Bureau (CAB)は国内の普通保険会社58社をリンク、再保険ネットワークに接続されている。普通保険会社はＣＡＢを通じて再保険契約の各種事務や支払いを電子処理できると言う。(STAR:9/7)