SEAnews 1999-09-08 ArtNo.20336

【シンガポール】貿易流通業務とエンジニアリング・ビジネスを手掛けるシンガポール証取(SES)メインボード上場のLindeteves-Jacoberg (LJ)は6日、6月期上半期に昨年同期を21％上回る1240万Ｓドルの純益を計上したと報告した。
電動モーター・ビジネスがグループ営業額の60％を閉めるＬＪの同期の営業額は、ＯＥＭ(original equipment manufacturers)向けモーターの直接販売とディストリビューターを通じた販売の、双方の伸びに牽引された。グループ営業額は15％増の7690万Ｓドルを記録したが、エンジニアリングと発電事業部門は上半期には域内経済の回復に伴う恩恵を享受することが出来ず、売上を共に下降させた。
下半期の業績は新規ＯＥＭ契約のスタート等に支えられ、改善するものと予想される。ＬＪはまた、オーストラリアの高電圧／低電圧モーター製造会社Pope Electric Motors Ptyを415万Ａドル(S$450万)で買収したことを明らかにした。これにより顧客ベースとモーターの品揃えが拡大する見通しと言う。(ST,BT:9/7)