1999-09-07 ArtNo.20322
◆<馬>工作機械のブリッジポート、地元部品使用率50%目指す
【クアラルンプル】英国の工作機械会社Bridgeport Machines (M) Sdn Bhd(BMM)は中期的に地元部品使用率を50%まで引き上げる計画だ。
BMMのバーナード・コー重役(GM)がクアラルンプル市内Jalan Semarakのユニバーシティ・テクノロジ・マレーシア校内に設けられた製造施設で記者会見したところによれば、地元部品使用率は初年度に15%、2年目に20%、3年目に25%、5年目までに50%に高められる。目下のところ手動のミリング・マシーンのみが製造されているが、将来は完全自動マシーンや他の工作機械も製造される。
マレーシアにおける営業歴30年の同社は製品のローカル化計画にこれまでに200万Mドルを投資、今年初以来20台、総額200万Mドルのミリング・マシーンを製造した。この内60%はシンガポール、ベトナム、フィリピンに輸出されたが、将来は60%の製品をマレーシア国内で販売する計画だ。当初2年間の営業額は2000万~2500万Mドルと見込んでいる。
新工場は同社としては東南アジアに設けた最初の製造施設で、ブリッジポート本社が70%出資、AEM Automotive Sdn Bhdと英国企業Crest Internationalが残りの30%を出資している。ブリッジポートは英国、米国、日本に大規模な工場施設を擁すると言う。(NST:9/6)
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