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1995-06-19 ArtNo.2031
◆＜星＞公務員昇給、昨年より低めの５．５％に
【シンガポール】シンガポール経済に成長鈍化の兆しが生じる中で今年の公務員昇給率は昨年の6％を下回る5.5％にとどめられた。
総理府公共サービス部(PSD)が16日発表したところによれば、7月1日発効の今年度昇給は昨年同様年金対象外の可変給予部分に含められる。全国賃金審議会(NWC)の提案に基づき低給与者により多くの恩恵が及ぶよう配慮され、3.1％分の団体昇給を差し引いた2.4％は、一般公務員の場合、各公務員労組とＰＳＤの間で既に合意が成立している30Ｓドル・プラス現行給与の1.16％となる。しかし年次昇給を得られないスーパー・スケール公務員には30Ｓドル・プラス現行給与の5.23％が認められる。しかし勤務成績不良な公務員の昇給は部分的なものにとどめられ、全く認められない場合も有り得ると言う。これ以前に全国労働組合会議(NTUC)書記長を務めるリム・ブンヘン無任所相は今年第1四半期の経済成長率が鈍化したことから、今年の昇給率は5％前後にとどめるべきで、公務員は特別ボーナスを期待すべきでないと語っていた。(ST,BT,LZ:6/17)
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