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1999-09-03 ArtNo.20290
◆＜星＞シングテル、電子取引ポータル“セサミ・コム”開設
【シンガポール】シンガポール・テレコム(ｼﾝｸﾞﾃﾙ)傘下のナショナル・コンピューター・システムズ(NCS)は1日、4500万Ｓドルを投じて設けたインターネット・ベースのビジネス対ビジネス電子取引(Eｺﾏｰｽ)ポータル“Sesami.com”のお披露目を行った。
ＮＣＳのＫ.Ｃ.リー重役(CEO)が“インターネット・ビジネス・エクスポ’99”の会場で明らかにしたところによると、親会社のシングテルとその納入業者21社が当面アンカー・ユーザーを務めるが、この他、コンパック・シンガポール、デル、シーメンス、アルカテル、エリクソン等30社がユーザー契約を結んでいる。向こう数カ月間にはシングテルの別のサプライヤー500社もユーザー契約を結ぶものと見られる。セサミ・コムは取引手数料やユーザー契約料の徴収を通じて年間数千万ドルの売上が見込め、2年内に黒字に転換できる見通しだ。
シングテルのタン・ヨンチュー取締役(会計担当)によると、セサミ・コムの利用を通じてシングテルは向こう5年間に2000万Ｓドル以上を節約できる見通しだ。
セサミ・コムは米国／欧州／日本をカバーする電子取引コンソーシアム“Global Trading Web”にリンク、またシングテル、ブリティッシュ・テレコム、日本電信電話も出資する米国“Commerce One”と同じ技術を採用すると言う。(BT,LZ,ST:8/2)
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