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1999-09-01 ArtNo.20276
◆<星>港湾局の中国合弁会社、福州に深水コンテナ埠頭計画
【福州】シンガポール港湾局(PSA)から分離独立したPSAコーポレーション(PSAC)は中国の福州に現地パートナーと協力して新たに7億3000万人民元(S$1.48億)を投じ深水コンテナ・ターミナルを建設する可能性を研究している。
PSAは、福州港湾局(FPA:Fuzhou Port Authority)及び香港企業Henderson Groupと合弁(41.65:51:7.35)で、目下2つのコンテナ・ターミナル--Fuzhou Qingzhou(福州青州) Container Terminal(FQCT)/Fuzhou Aofeng (福州鰲峰)Container Service(FACS)を経営している。
FQCTのチャン・ペンホン重役(GM)が月曜(8/30)、同地を視察したジョージ・ヨー通産相に率いられるシンガポール代表団に語ったところによると、目下事業化調査が進められており、順調なら来年にも着工される。
深水ターミナルは大型コンテナ船の着岸が可能なため、海運コストを引き下げ、コンテナ輸送の成長を加速するメリットがある。しかしPSAとしては周辺地域に十分な需要が見込め、理想的な建設地が確保されて、初めて計画を実行に移す。
青州コンテナターミナルはMawei Economic Zoneに位置し、1998年5月1日にオープンした。これに対して小規模な鰲峰ターミナルは今年1月にオープン、香港/福州間を往復する小型船舶に奉仕している。これら2ターミナルの経営権は50年で、これまでに7億3000万人民元が投資された。
合弁会社の初年度の利益は1000万元弱だったが、今年は3倍に拡大するものと予想されている。
今年初7カ月のコンテナ処理量は13万4013TEU(20フィート・コンテナ換算単位)と、昨年同期比31.3%アップ、福州港全体のコンテナ処理量の74.3%を占めた。向こう4年間も年率20%台の成長が維持される見通しと言う。(BT,LZ:8/31)
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