1999-08-30 ArtNo.20256
◆<印度>輸出貿易、昨年10月に底入れ:外国貿易総監
【ニューデリー】インドの輸出は昨年10月に底入れし、輸出業者は今年の見通しに楽観的になっている。
PHD商工会議所(PHDCCI:Punjab, Haryana and Delhi chambers of commerce and industry)が26日主催したメンバーの会合の席上、N.L. Lakhanpal外国貿易総監(DGFT)が語ったところによると、インフラの未整備が輸出の一層の伸びを阻害しているが、民間の手による道路/港湾/空港等の開発を奨励する政府の政策は、向こう5~6年内に積極的な効果を示すものと見られる。
付加価値税(VAT)の導入は輸出業者を悩ませる二重三重の税負担の解消に役立つ見通しで、税制は今後一層簡素化される。中古機械の輸入税は国内機械メーカーを保護するのが狙いだが、製造後の使用期間が5年未満のものや、国内で生産されていないような機械には、適応されないと言う。(THBL:8/27)
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