1999-08-27 ArtNo.20234
◆<馬>ビンタイ・キンデン、M$30億M&E市場開拓
【クアラルンプル】きんでんの現地合弁上場会社ビンタイ・キンデン・コープBhdは約4億Mドルの手持ち契約を確保、20億~30億Mドルと見積もられる内外の機械・電気工事(M&E)市場の開拓を目指している。
ビンタイ・キンデンのTan Sri Ahmad Razali Mohamed Ali会長が25日催された年次総会後語ったところによると、手持ち契約だけで向こう2年間は繁忙が続く見通しだ。潜在性の大きい領域はインフラ、石油、ガス、工業部門で、90%はマレーシア国内、残りは他のASEAN諸国におけるものである。
最近の経済危機で多くの同業者は組織再編に追われているが、同社の営業基盤は健全なため、競争市場において優位に立っている。
1999年3月期年商は1億2300万Mドル、税引き前利益は1850万Mドルと、前年の各1億170万Mドル/1310万Mドルを上回った。現在の手持ち契約からすれば今年度も少なくとも昨年並みの営業額と利益を維持できる見通しだ。
最近設立した子会社Bintai Kinden Integrated Power Engineering Sdn Bhdは、新領域、取り分け発電/送電領域のM&Eビジネスを専門に手掛け、最終的には商業ビルのM&E工事も手掛けることになる。商業ビル関連M&Eは、グループ営業額の25%を占めている。新会社は目下2億~3億Mドルの商談を進めていると言う。(STAR,NST,MBT:8/26)
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