1999-08-24 ArtNo.20208
◆<印度>MUL、来年度末までに年商1万クロー目指す
【ニューデリー】スズキとインド政府の合弁に成る国内最大のカー・メーカー、Maruti Udyog Ltd(MUL)は、競争環境の過熱にも関わらず、2000/2001年末までに年商1万クローを達成する計画だ。
このほどMULのマネージング・ディレクターに就任したJagdish Khatta氏は20日記者会見し、年間50万台の販売を通じ、以上の目標を達成すると語った。それによると今年の営業額は9000クローと見込まれる。しかしながら各種車両のアップグレード・プログラムのコスト負担や設備拡張投資のつけで、収益率の下降が予想される。
Khatta氏は、Maruti-800をエントリー・カーとし、各カテゴリーに自社モデルを投入、長期的に国内自動車市場の50%以上のシェア確保を図ると語ったが、具体的計画は明らかにしなかった。
MULの今年初4カ月の乗用車販売は15.7%アップしたものの、業界平均36.8%の成長率には及ばなかった。様々な新モデルの登場に関わらず、MULのZenは引き続き36%の市場シェアを確保、トップの座も維持したと言う。(ET,IE,TH,THBL:8/21)
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