SEAnews 1999-08-24 ArtNo.20200

【シンガポール】シンガポールの6月の小売販売は昨年同月比名目(現在価格)19.4％(+22%)、前月比9.2％(+11%)アップ、20億5000万Ｓドルに達した(括弧内は実質＝固定価格、以下同様)。
各カテゴリーの昨年同月比の推移を見ると、自動車販売は25.7％(+55.9%)、家具／家庭用品販売は10.7％(+5.2%)、繊維／個人用品販売は10.3％(+28.1%)、雑貨店販売は0.5％(-5.6%)、その他は(+24.6%)、それぞれ上昇した。しかしガソリン・スタンド販売は2.0％(-4.8%)、百貨店／スーパーは0.7％(+9.1%)、それぞれ下降した。自動車販売を除けば、6月の小売販売の成長率は4.0％(+13%)にとどまる。
小売販売指数は今年2月以来実質プラス成長が持続しているが、6月には最高の伸びが記録された。
一方、6月のケータリング販売は名目で昨年同月比1.8％(-2%)、前月比6.8％、それぞれ下降、2億4700万Ｓドルを記録した。レストラン販売とファースト・フード販売は、それぞれ20.8％と5.6％の落ち込みを見たが、その他の飲食業販売は2.4％アップした。(LZ,BT:8/20)