1999-08-20 ArtNo.20168
◆<星>メントール・メディア、セスダック登録目指し近く公募
【シンガポール】ソフト/ハードウェア企業のためのアウトソーシング・サービスを手掛けるMentor Mediaは、シンガポール証取(SES)から機械化店頭市場セスダックへの登録を原則的に認められ、今月末までに公開公募を実施する。
メントール・メディアが16日発表したところによると、DBSバンクがリード・マネージャーを務める。メントールは多国籍企業のためにCD-ROMの複製、マニュアルの印刷等、ソフト/ハード製品製造の最終工程のマネージの他、最終包装や出荷のアレンジも引き受け、自らこの種のサービスを手掛ける設備も備えている。
メントールは、顧客のニーズに応じるため、インターネット・アプリケーション、電子データ交換(EDI)、在庫管理、自動化等の領域における独自の処理技術も開発した。同社はソフトウェア、消費用電子製品、コンピューター周辺機器、電気通信業界の企業に奉仕、顧客名簿にはヒューレット・パッカード、スターテック、エプソン、ロータス、ナットスチール・エレクトロニクス、オムニ・インダストリーズ、ベンチャー・マニュファクチュアリング等が名を連ねている。
営業額は1997年の1740万Sドルから1999年の4560万Sドルに、税引き前利益は240万Sドルから440万Sドルに、それぞれ急増した。メントールのWong Yat Foo会長は、多国籍企業のアウトソーシングの潮流に乗り、積極的に事業の拡張を図ると抱負を語った。(ST,BT,LZ:8/17)
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