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1999-08-19 ArtNo.20153
◆<星>今年上半期のPC販売台数29.4%アップ
【シンガポール】シンガポールにおける今年上半期のパーソナル・コンピューター(PC)販売台数は21万2000ユニットと、昨年同期比29.4%アップ、売上額は12.1%増の3億8967万米ドルをマークした。
市場調査会社インターナショナル・データ・コープ(IDC)の発表によれば、昨年上半期には16万4000ユニット/3億4759万米ドル、下半期には16万9000ユニット/3億1740万米ドルが、それぞれ販売された。
マレーシアのPC販売は昨年上半期の18万8000ユニット/2億2808万米ドル、昨年下半期の20万6000ユニット/2億3902万米ドルから今年上半期の20万4000ユニット/2億4618万米ドルに拡大した。
日本を除くアジア太平洋地域の今年上半期のPC販売台数は昨年同期比29.8%増の646万ユニット、売上額は31.43%増の91億5000万米ドルに達し、予想を遙かに上回る堅調な伸びを見た。
IDCのDane Anderson副社長(アジア太平洋地域担当)によると、域内経済の復調、商品の値下がり、政府支出の拡大、2000年(Y2K)問題等から、大部分の域内諸国で顕著な成長が記録された。IDCは今年通年の域内のユニット販売を23%増と予測していたが、予測値を上方修正する必要がありそうだ。
IDC香港オフィスのKitty Fok女史によれば、各国の販売ユニットの伸びは、マレーシアの8%からインドネシアの230%に及び、こうした成長基調は今後も持続する見通しだ。
シンガポールではコンパック・コンピューターが市場シェア15.4%でトップ、以下ヒューレット・パッカード(HP)13.8%、エイサー10.8%、IBM10.5%、デル9.7%と続く。
今年第2四半期のアジア太平洋地域売上では、IBMのシェアが9%でトップ、以下コンパック7.47%、レジャンド5.97%、HP5.58%、サムソン5.18%と続く。
域内の最大市場は中国で、全体の3分の1を占めたが、今年上半期の成長率は19.6%にとどまった。これに対して韓国は64%、台湾は68.8%、インドは37.2%の伸びを見た。(BT:8/18)
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