【クアラルンプル】プラスチック建材製造のB & Z Plastic Industry Sdn BhdはISO 9002認定証を受領したことから、今後同社の非可塑性塩化ポリビニール(uPVC)建材の市場開拓に弾みがつくものと期待している。
B&ZのZahrah A. Kadir重役(MD)が16日催されたISO 9002認定証受領式後語ったところによると、同社のuPVC建材はこれ以前からシンガポール、フィリピン、ガーナ、パプアニューギニア等の市場で歓迎されている。昨年は製品の10%を輸出したが、ISO認定証の受領を機に、今年は輸出比率を20%に引き上げることを目指す。同社のMonsoonブランドのuPVC建材には、ドア、下水管、通信ケーブル用ダクト、ケーブル・スラブ、樋(とい)が含まれる。来年はuPVC製の高圧パイプを製造し、水道事業局に納入する計画だ。同社の昨年の営業額は1800万Mドルを記録したが、今年は1500万Mドルに縮小が見込まれている。
この日B&Zはまたスラゴール州経済開発公社(SEDC)と樋新製品の研究開発に関する契約を結んだ。同契約の下、SEDCの財政支援下にB&ZはR&D活動を進め、6カ月後には商業生産に乗り出す予定だ。(STAR:8/17)(STAR:8/17)