1999-08-18 ArtNo.20142
◆<馬>テレコム付加価値子会社VADS、メスダック登録目指す
【クアラルンプル】テレコム・マレーシアBhdの付加価値サービス子会社VADS Sdn Bhdは、アラブ・マレーシア・マーチャント・バンク及びHwang-DBS Securities Sdn Bhdと、マレーシアのオンライン店頭市場Mesdaq(Malaysian Exchange of Securities Dealing and Automated Quotation)への登録問題を協議している。
VADSのDennis Koh重役がオンライン・ジャーナル“http://www.MSCTimes.com”に語ったところによると、メスダック登録はVADSのようなサンライズ企業には魅力がある。VADSは資金調達よりも、メスダック登録を通じ知名度とイメージの向上を図る。この他、メスダック登録により優秀な人材の募集が容易になり、従業員持ち株制度を通じた社員の忠誠心や労働意欲の向上も図れる。
VADSは1991年に付加価値ネットワーク(VAN)会社として設立され、IBM World Trade Corporation、被雇用者積立基金(EPF)、国策投資会社Permodalan Nasional Bhd 、親会社のTelekom Malaysia等と合弁事業を手掛けてきた。同社のメスダック登録が実現すれば、テレコム・マレーシア子会社としては最初のケースになると言う。(NST,STAR:8/17)
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