1995-06-16 ArtNo.2012
◆<印尼>パートナーにテレポート事業の30%権益オファー
【クアラルンプル】インドネシア・マレーシア・タイランド成長の三角地帯(IMT-GT)構想の下、タイのシナワトラ・グループとマレーシア半島北部に先進的テレポートを設ける合弁覚書を交換したワールドワイド・ホールディングズBhdは来月にも第3のパートナーを発表する予定だ。
ワールドワイド社のアズマン・マハムッド重役(MD)が14日語ったところによると、目下ジャカルタ方面と合弁交渉が続けられている。新パートナーには30%の権益がオファーされており、これによりワールドワイド社自身の出資率は40%となる。音声/データ/ビデオ/オーディオ通信のワン・ストップ・ドッキング・センターを務めるテレポートの設置事業は、次回のIMT-GT会議までに、インドネシア側との交渉が妥結しなければ、同社とタイのシナワトラ・グループが70:30の合弁で進めることになる。テレポートの設置点としてはランカウィ島が候補地に上がっているが、クダ、ペナン、プルリス等、別の地に設ける可能性も有る。シナワトラが通信衛星を保有することから、衛星通信方式が採用される可能性が高く、目下交渉を進めている第3のパートナーも衛星通信に関与していると言う。(NST,MBT,STAR:6/15)
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