1999-08-16 ArtNo.20118
◆<印度>MUL、サービス網補強で住商等と合弁
【ニューデリー】政府の市場開放政策に伴いインド乗用車市場における独占支配が動揺する中で、スズキとインド政府の対等出資合弁会社Maruti Udyog Ltd(MUL)は、住友商事及びMaruti Countrywideとの3社合弁により、既存サービス/サポート・ネットワークの補強に乗り出した。
MULと住友商事が各47.5%、MULの金融部門Maruti Countrywideが5%、それぞれ出資する新会社Maruti Service Masters(MSM)は、インド全国に最先端のサービス・センターを開設する。MSMの取締役会にはMULと住友商事が各3人、Maruti Countrywideが1人、代表を派遣、MSMは独立の事業体として経営される。デリーに10クローを投じて最初のサービス・センターが設けられ、サービス・センターはMUL中古車の買い取りや販売も手掛ける。MULが中古車の取引を手掛けるのは初めてのこと。この種のセンターが全国各地に設けられ、既存の公認サービス・ネットワークを補完する。MULは全国525都市に1356の公認サービス・センターを設けている。(IE:8/13,TH,THBL:8/14)
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