1999-08-16 ArtNo.20112
◆<馬・中>合弁でサラワク州にM$45.6億製紙工場建設
【クアラルンプル】サバ州東TawauディストリクトKalabakanに中国とマレーシア資本の合弁により45億6000万Mドルを投じ、パルプ/製紙工場を建設する。
サバ州のOsu Sukam首席大臣が11日、中国政府代表と関係問題を協議後、記者会見したところによると、マハティール首相の訪中期間に北京で関係合弁契約が調印される。関係する林業プロジェクトにはマレーシア側が60%、中国側が40%出資、製紙工場には中国側が60%、マレーシア側が40%出資する。サバ州政府はYayasan Saba傘下のInnoprise Corporation Sdn Bhdを通じてプロジェクトに参加する。ライオン・グループ傘下のSabah Forest Industries pulp and paper millにリンクした個人投資家もプロジェクトに参加する。州政府は、Kalabakan地区の22万haのヤヤサン・サバ林業区を関係プロジェクトに注入することを承認している。
上記の地区は、Innoprise傘下Benta Wawasan Sdn Bhdに割り当てられた森林伐採区で、野党サバ統一党(PBS)は、企業3社に対する木材の販売を含む関係合弁事業には疑惑が存在すると主張している。オス首席大臣はBenta Wawasanに関わる取引は公明正大なもので、関係地区は伐採後、植林用地として利用されると語った。(STAR:8/12)
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