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1999-08-16 ArtNo.20110
◆<星>国防省、メガ地下武器庫建設計画に着手
【シンガポール】国防省は12日、シンガポール北部Mandaiの採石場跡に大規模な地下武器庫を設けるプロジェクトに着手した。
花崗岩から成る地盤を100メートル以上掘り下げた地下に100コンテナ以上を収納できる複数の武器庫が設けられ、各武器庫はトラックが出入りできるトンネルでリンクされる。
デービッド・リム国防担当国務相がこの日催された起工式の席上語ったところによると、コンプレックスは2003年には使用可能になり、この種の施設を地上に設けた場合に比べ300ha以上の土地を節約できる。
目下シンガポール国軍は軍事訓練場、武器の貯蔵、軍営、空軍/海軍基地等に国土の20%に相当する土地を使用しているが、今回のプロジェクトは、希少な土地の有効利用を目指す新たなアプローチでもある。国防省は多層コンプレックスを設けることにより、1992年以来軍用地の30%を解放してきた。2010年までには合計400haが解放される予定だ。
この他、地下武器庫プロジェクトは地盤に対する衝撃、地下水による爆発のショック吸収等に関する研究にも利用される。
国防省は1990年代初期以来、南洋理工大学(NTU)や公共事業局(PWD)と共同で地下施設を設けることに関する調査を続けてきた。こうした研究の成果は北大西洋条約機構(NATO)の同様のプロジェクトの参考に供されている。
国防省のプロジェクト・チームは土地/住宅団地局(LEO)/軍事材料研究所(DMO)/資源計画局(RPO)/プロテクティブ・テクノロジー・センター等の地元専門機関の経験を収集するとともに、米国、ノルウェー、スウェーデン等外国の国防建設機関や研究組織のノーハウの吸収も図っている。リム国務相は、プロジェクトのコストには触れなかった。
非軍事目的の地下施設建設事業に関しては、ケント・リッジ丘陵の地下にサイエンス・パークの延長施設を設ける、いわゆるアンダーグランド・サイエンス・シティー・プロジェクトが検討されていると言う。(ST,LZ:8/13)
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