1999-08-13 ArtNo.20095
◆<星>ソフト会社インターナショナル・プレスにセスダック登録認可
【シンガポール】ソフトウェア契約制作会社International Press Company(IPC)は、シンガポール証取(SES)から機械化店頭市場セスダックへの登録を原則的に認められたのを機に、その社名をInternational Press SoftComに改める。
IPCは31年前に文房具の印刷会社としてスタートしたが、1970年代後期にソフトウェアの契約制作業務に進出、今日では後者が売上の90%、税引き前利益の95%に貢献している。昨年度営業額は前年比10%増の3690万Sドル、税引き前利益は76%増の440万Sドルを記録した。
IPCの創設者、Low Song Take会長によれば、70年代後期に情報技術(IT)関連の多国籍企業がシンガポールに大量進出した際、これらの企業の印刷業務を専門に手掛けたのが、ソフトウェア制作に進出するきっかけになった。今日ではApple Computer、Compaq、Dell、Hewlett Packard、IBM、Lotus Development、Microsoft等が顧客名簿に名を連ねている。
シンガポールに印刷会社は無数に存在するが、社内にCDの製造/複製/包装施設を備えたものは、恐らく同社が初めてで唯一と見られる。IPCはこの他、サプライ・チェーン・マネージメント、ソフトウェアの複製、書類の印刷/包装、倉庫業務も手掛けていると言う。(ST,BT:8/11)
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