1999-08-13 ArtNo.20094
◆<星>第2四半期の生産性8.1%アップ
【シンガポール】シンガポール経済の生産性は、今年第2四半期に力強い8.1%の成長を遂げ、第1四半期の2.5%の伸びを大きく上回った。
第2四半期には製造業を初めとしてほとんど全業種の生産性がアップしたものの、建設業は例外で7.7%の下降を記録した。建設業を含めなければ、生産性の伸びは8.9%になる。第2四半期には製造業の生産性が20%、商業が7.1%、運輸通信が6.3%、それぞれアップした他、金融/ビジネス・サービスも5四半期連続した下降線を脱し3.1%のプラス成長を回復した。
政府によりアレンジされたコスト削減パッケージが今年1月に導入されたことから、製造業の単位ビジネス・コストが第1四半期の14%に続き、第2四半期には16%下降した。特に製造業の単位労働コストは第1四半期の19%を上回る24%の下降を見た。
サービス・コストは公益事業費/倉庫費/賃貸料/金融サービス料/通信料金等の下降から第1四半期の-6.8%に続き、第2四半期も5.2%ダウンした。(ST,BT,LZ:8/11)
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