1999-08-13 ArtNo.20093
◆<星>建設業成長率14.7%ダウン/商業生産5.5%アップ
【シンガポール】昨年の建設契約発注額の激減が祟り、今年第2四半期の建設業成長率は第1四半期のマイナス9.8%を上回る14.7%の落ち込みを見、4期連続のマイナス成長を記録した。しかし、商業部門は4期連続のマイナス成長に終止符を打ち、今年第2四半期には5.5%プラス成長を回復した。
通産省が10日発表した第2四半期の経済報告書によれば、民間建設プロジェクトは第2四半期に39%の落ち込みを見た。民間住宅建設が31%下降した他、商業/工業/機関用ビルの建設は一層、大きな下降を記録した。
公共部門の建設活動は第1四半期にはなお2.1%の成長を見ていたが、第2四半期には8.9%ダウンした。
一方、商業部門の復調は広範囲にわたり、ほとんど全ての部門が成長を回復した。第2四半期の小売販売は11.9%、国産品輸出は5.6%、レストラン/ホテル売上は1.2%、それぞれ上昇した。(BT,ST,LZ:8/11)
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