1995-06-16 ArtNo.2009
◆<馬>M$30億鉄道駅の青写真来年初に完成:MRCB
【クアラルンプル】マレーシアン・リソーシズ・コーポレーションBhd(MRCB)に率いられるコンソーシアムとマラヤ鉄道(KTM)は20億~30億Mドルを投じてクアラルンプル市内のブリックフィールド操車場を総合的な陸上交通のターミナルとして再開発する計画で、新マスタープランは来年初に完成、市政府に提出される予定だ。
MRCBのアブ・バカル副会長が14日語ったところによれば、セントラル・ステーションと命名される予定の新ターミナルの開発資金は私募、銀行借款、商業不動産の売却益等により賄われる。 一方、MRCBとイタリアのピレッリの70:30の合弁会社グヌン・プタリンSdn Bhdはこの日、銀行界と2600万Mドル借款契約を結んだ。グヌン・プタリンが1億Mドル以上投じてヌグリ・スンビラン州スナワン工業区に建設中の電線工場は近く落成する予定で、8月には最初の3万ペア・キロメーターの銅線が出荷される。同工場の年産能力は120万トンだが、初年度には80万トンが製造される。同社はテレコム・マレーシアへの5年間の銅線納入契約を含め、向こう3年間にわたる総額1億4100万Mドルの契約を獲得していると言う。(NST,STAR:6/15)
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