1999-08-12 ArtNo.20089
◆<印度>タイヤ製造業界、中古機械輸入ガイドラインに見直し要求
【ニューデリー】自動車タイヤ製造業者協会(ATMA)は外国貿易総監(DGFT)により最近発せられた中古資本財の輸入に関するガイドラインに見直しを求めている。
工業省産業政策振興部に宛てた覚書の中で、ATMAはある種のケースでは中古機械の自由な輸入を認めるよう要請している。
今年3月31日発効の修正輸出入政策に規定されたライセンス制度の下、中古機械の輸入は制限されることになったが、DGFTは7月末に改めて声明を発表、内閣制限品目ライセンス委員会(IMRILC)が修正ガイドラインに基づき、承認した際は輸入を認めると発表した。
それによると輸入される資本財の使用された期間が5年以内なら自動承認され、5年を越え10年未満なら、新品を輸入した場合との相対的メリットを比較検討した上裁定を下す。また使用期間が10年を越える中古機械については、インフラ事業や他の中核部門で使用される重機等を除き、一般に許可されない。
ATMAはこれに対して、中古機械を使用するコスト面のメリット等を指摘するとともに、中古機械の評価に際しては使用された期間よりも、残存使用期間を基準に判断すべきだと強調している。(THBL:8/10)
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