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1999-08-12 ArtNo.20087
◆<印度>地元アルミ産業に国際的なアルミナ不足の恩恵
【カルカッタ】国際アルミナ価格は、米国ルイジアナ州GramercyのKasier精錬所の爆発事故以前のトン当たり140米ドルから250米ドル前後に跳ね上がっている。
また中国ではアルミナの在庫が底をつき遠からず国際市場における調達に乗り出すものと噂されている。
インディアン・アルミニウム・カンパニーLtd(Indal)のN K Chowdhary重役(MD)によるとKasier精錬所の閉鎖の影響は心理的要素が大きく、世界の年産4300万トンの精錬施設は31-32%の稼働率で、実際の供給量は3200万トン前後と見られる。
しかしアルミ消費は年率2.5%の拡大を見ており2003-2004年には供給不足になる見通しだ。Indalが出資するUtkal Aluminaプロジェクトはちょうどそのころ稼働することになる。
IndalはBelgaumとMuriにおける設備拡張で年間40万トンのアルミナ製造能力を追加することになる。インドのアルミ・プレーヤーはモザンビークや西アジアの新精錬施設、安いガス、競争力有る国内アルミナ、熟練労働者らをリンクして主要な役割を演じる有利な地歩を有すると言う。(ET:8/10)
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