1999-08-12 ArtNo.20086
◆<印度>政府、BHEL持分を外国戦略パートナーに売却
【ムンバイ】クレジット・レーティング・インフォメーション・サービシズ・オブ・インディアLtd(CRISIL)は、Bharat Heavy Electricals Ltd (BHEL)の政府持分を外国戦略パートナーに売却することを提案した。
消息筋によると、CRISILは政府資産売却委員会の求めに応じてBHELのビジネス評価報告書の作成を進めてきたが、今週中にも報告書を委員会に提出する。
CRISILは同報告書の中で金融/技術/市場面で強力な支援を提供できる外国パートナーに政府持分を売却するよう求めている。
Asea Brown Boveri、Siemens、GEを含む外国企業が関心を寄せているが、BHEL自身は地元企業との提携を望んでいる。最終的には政府資産売却委員会の提案に基づき政府が決定を下すことになる。
政府は目下66%のシェアを握っているが、50%以下に縮小する必要があり、額面10ルピーの株を1株340ルピーで売却することを希望している。政府はこれ以前に34%の持分を一般投資家と機関投資家に売却した経緯がある。
BHELはインドの主要な発電施設製造会社で、発電/送電/産業/運輸/石油・ガス産業/電気通信/非伝統的エネルギー資源関連の機械設備の納入を手掛け、その製品を世界の52ヶ国に輸出している。(IE:8/10)
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