SEAnews 1999-08-11 ArtNo.20073

【プーナ】インテル・インディアは10月からインターネットを通じたビジネスを開始する計画で、ＯＥＭやディストリビューターからのブッキングの受付を近く開始する。
インテル・インディアのビジネス・マーケッティング担当G.B.Kumarナショナル・マネージャーによると、同社はトップ・ギアにシフトするため、サイバー・ロー(ｲﾝﾀｰﾈｯﾄ関連法)の国会通過を待っているが、帯域幅はインドにおけるもう1つの阻害要因と言える。
顧客はあらゆる情報をダウンロードするようになっており、より大きな帯域幅が必要とされる。専用回線やＩＳＤＮ(総合ｻｰﾋﾞｽ･ﾃﾞｼﾞﾀﾙ･ﾈｯﾄﾜｰｸ)のコストは下降しているものの、ネットを通じたビジネスが企業の主流になるか否かは依然としてクエッションマーク。
インテルは1998年7月にＥコマース・サイトを設けて以来、世界中の如何なる企業よりも、Ｅコマースで利益を上げてきた。今年の目標売上は月間10億米ドル。インテルは目下インド国内で一連のビジネス・コンピューティング・ロードショーを開催、同社のウェブ・オーダー・マネージメント・システムを販促している。また同社の専門チームはプーナで世界200ヶ国から訪れた情報担当主任(CIO)と会議を催している。
インテルの強味はインターネット・エコノミーの成長を操り、インターネット・エコノミーの構成要素を提供する指導的地位を確保していることと言う。(IE:8/8)