1999-08-11 ArtNo.20071
◆<印度>ホンダ、完全出資子会社設けスクーター製造
【ニューデリー】ホンダは10月に新設する完全出資子会社Honda Motorcycle and Scooter India(Pvt)Ltdを通じ4300万米ドルを投じて、デリー近郊の新工場で2001年下半期から4ストローク・エンジン搭載のスクーターの生産を開始する。初年度の生産規模は年間10万台、2004年までに年産20万台を目指す。
ホンダが先週金曜(8/6)外国投資局(FIPB)に関係申請書を提出した。Hero Honda Motors Ltd (HHML)のPawan Kant Munjal重役(MD)によると、ホンダは時機を見て新子会社の一部権益をヒーロー・グループもしくは、HHMLに譲渡する。しかし何時、どれほどのシェアが分与されるかは未定。新工場に限っては3400万米ドルが投資され、当初500人、2004年までに1800人が雇用される。
新会社は、当初5年間はスクーターの製造に専心、その後市場の需要次第で自動三輪車、さらには4ストローク・モーターサイクルの製造も手掛ける。
ホンダとHHMLは先々週のハイレベル会議の席で、両社が合い携えてインドの二輪三輪車市場におけるプレゼンスを拡大する戦略的合意に達したと言う。(THBL,IE:8/7)
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